笹部博司の演劇・舞台製作会社

西の魔女が死んだ

公演は全て終了しました。ありがとうございました。

学校へ行けなくなった少女まいは、大好きなおばあちゃんのもとで魔女修行をはじめる.....
永遠のベストセラー『西の魔女が死んだ』
前田美波里と生駒里奈の二人によるリーディングドラマでお届けします

イントロダクション

『西の魔女が死んだ』梨木香歩原作(新潮文庫刊)は、1994年の単行本発売から時代を超えて読み継がれている特別な作品で、実写映画も公開されています。累計発行部数は260万部を超え、2022年には電子書籍としての配信もスタートしました。
なぜ、こんなにも多くの人々の心に寄り添い続けているのでしょうか。
それは、いつの時代も自分の居場所が見つけられない、生きにくい、と感じる人が多いせいかもしれません。特にコロナウイルスの蔓延により、学校や仕事などに行けずに、一人で過ごす時間が増えてしまった経験も重なり、いまなお、切実に胸に響くと感じています。
周りになじめず悩んでしまったり、毎日の生活の中でちょっぴり自信がもてなくなったり、
不安に感じてしまう時、「大丈夫だよ」とそっと背中を押してくれる、
お守りのような存在として読み続けられている『西の魔女が死んだ』
置かれた場所で咲く花はたくましい。けれど、咲く場所を求め続ける花も尊いはず。
大切なのはどこで咲くかではなく、どのように咲くか。
そして、そのことを決めるのは自分自身だということ…
2024年6月、待望の舞台化が決定。
出演は、西の魔女に前田美波里、魔女の血をひく孫娘まいに生駒里奈。
最高のキャストを得て、東京と秋田で上演します。
あたたかなエールをうけとりに、ぜひ劇場にいらしてください。

ストーリー

中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、
季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、森で暮らす西の魔女のもとで過すことになった。
西の魔女ことママのママ、つまり大好きな英国人のおばあちゃんから、
まいは魔女の手ほどきを受けることになる。

そこでは他とは全く違った時間が流れていた。
命は単純で素朴な法則のもと、淡々と生きている。

まいは、その時間の中で命の再生を感じる。

そして魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決めるということだと気づく。
喜びも希望も幸せも。自分の生きる道は自分で決めるということも。
おばあちゃんとの魔女修行を通して、成長してゆくまいの心の物語。

  1. 大好きなおばあちゃんは本物の魔女。生きる力も本物だった――

コメント

前田美波里
前田美波里
鎌倉生まれ、山あり海ありの素敵な場所に育った私は、自然に触れることが当たり前にナチュラルに生きてきました。だから「西の魔女」の役はやってみたいなーとすぐに思いました。
さらに、この歳になってミックスいうことを活かして表現ができるというのは、自分をもう一つ違った形でお見せできるという期待感もあります。朗読劇なのでいつものように身体を使わず、想像して台詞だけで表現するので、想いを自然に伝える為には自分の孫娘が出てくれればぴったりなのにと思ったりもしました(笑)
「西の魔女」はとても丁寧な人だと思います。私も祖父母に叱咤激励されながら温かく育てられましたので、子供の頃を思い出して穏やかに演じようと思います。人間なんて自然の中では本当にちっぽけなものだよと自分が感じた想いをそのまま孫に向かって伝えたいです。
演じていく中でまた新たに感じることも出てくると思いますし、まいの生駒さんと演出の笹部さんとの出会いもとても楽しみです。
プロフィール
神奈川県出身。1964年に15歳で東宝ミュージカル『ノー・ストリングス』にて舞台デビュー。
1966の資生堂サマーキャンペーン「太陽に愛されよう」でモデルを務め、一躍脚光を浴びる。
その後、数多くのミュージカル、舞台、映画、ドラマで活躍。
主な舞台作品に『コーラスライン』『ウエスト・サイド・ストーリー』
『ステッピング・アウト』『レ・ミゼラブル』『マンマ・ミーア!』
『グランドホテル』『モダン・ミリー』『イン・ザ・ハイツ』『ペールギュント』
『夜が私を待っている』『ブロードウェイと銃弾』『マイ・フェア・レディ』
『ピピン』『Endless SHOCK』など。
近年のドラマ作品に、『新・十津川警部シリーズ』『あいの結婚相談所』
BS時代劇『大富豪同心 参』『孤独のグルメ season10』
『家政夫のミタゾノ 第6シリーズ』『たそがれ優作』など。
主演舞台『アプローズ』にて第30回松尾芸能賞優秀賞を受賞。(More...)
生駒里奈
生駒里奈
今回まい役を務めさせていただきます、生駒里奈です。
この作品は、私が中学生の時、一度図書室から借りて朝読書の時間に読んだ事がありました。
当時、そして今もですが、ファンタジーの世界に没頭するのが大好きで、小説も漫画も、とにかく現実にはない世界を描いたり、日常生活から離れている作品を読む子でしたので(笑)、
初見で読んだ時に、「え!タイトルとだいぶ印象が違う!」という感想を持ちました。
そんな少し妄想にふけるのが好きな子が、まだまだですが役者として、この作品を台本に上がってから読ませて頂き、原作も読みながら考えた事は、どのようにまいを演じるかと言う仕事の部分、そして「あぁ、こんな事を伝えていたんだな」という生駒自身の素直な感想で、大人になったからか、感じるものは様々ですが心休まる時間になりました。
観劇してくださる皆様に、色んな感想を持って頂けるよう務めたいと思っております。
よろしくお願いいたします!!
プロフィール
1995年生まれ、秋田県出身。乃木坂46ではデビューシングルから5作連続でセンターを務め、2018年に同グループ卒業後は俳優として舞台やテレビドラマ、映画などで活躍中。
「ストレッチ・マンゴールド」(NHK Eテレ)にレギュラー出演中で、2021年には舞台『僕とメリーヴェルの7322個の愛』で初のひとり芝居に挑戦。日本テレビ系ドラマ『真犯人フラグ」では謎の女・本木陽香役として出演し、その怪演が話題を呼んだ。
2022年に放送されたABCテレビ「OTHELLO」で連続ドラマ初主演を務め、その後も立て続けにLemino・東海テレビ「にがくてあまい」で主演・江田マキ役を務める。
2023年6月に公開された清水崇監督作品『忌怪島/きかいじま』では深澤未央役として主要キャストの一人として出演し、日本テレビ系で放送された「セクシー田中さん」ではレギュラーキャスト・景子として出演。そして、現在テレビ東京で放送中のドラマ「推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~」には飯野朝子役で出演するなど、活躍の場を広げている。(More...)
髙木凜々子
髙木凜々子
ヴァイオリンを演奏させていただきます、髙木凜々子です。
幼少期からおばあちゃん子だった私は、このお話のご依頼をいただきましたとき、「ぜひ演奏させていただきたい!」と思いました。
有名なクラシック曲をたくさん演奏させていただきます。
初共演となる前田美波里さんと生駒里奈さん、お二人の空気感と物語の色彩感が音楽でも伝わるよう心を込めて演奏できたらと思います。
銘器ストラディバリウスの音色もお楽しみに!!
お越しくださいました皆さまの心に響くような演奏をいたします!
皆さまのご来場、心よりお待ちしております。
プロフィール
東京藝術大学在学中にブダペスト(ハンガリー)で行われたバルトーク国際コンクールで第2位及び特別賞を受賞し国内外から注目を浴びる。その他シュロモ・ミンツ国際コンクール第3位、東京音楽コンクール第2位及び聴衆賞、日本音楽コンクール第3位及びE・ナカミチ賞など数々のコンクールで入賞。
これまでにソリストとして、読売日本交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京シティフィルハーモニック管弦楽団、パシフィックフィルハーモニア東京、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、広島交響楽団、大阪交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、ハンガリー国立交響楽団セゲド、ハンガリー・ソルノク市立交響楽団、アニマ・ムジケ室内管弦楽団など、国内外の数多くのオーケストラと共演。各地でのソロリサイタル、テレビ、ラジオなどのメディア出演、YouTube演奏動画配信など、様々な演奏活動を積極的に行っている。
2010年度ヤマハ音楽奨学生。2018年度2021年度ローム音楽奨学生。東京藝術大学卒業。
2023年4月よりパシフィックフィルハーモニア東京(旧東京ニューシティー管弦楽団)特別ソロコンサートマスターに就任。
2020年CD「凜々子ブリランテ」をリリース。
2022年には公式盤としての初CD「リリコ・カンタービレ」をリリース。
2023年ミニアルバム「シャコンヌ&ロマンス」をリリース
使用する楽器は(株)黒澤楽器店より貸与のストラディバリウス「Lord Borwick(1702年)」(More...)

Special Thanks

リト@葉っぱ切り絵
  • さあさあ、アップルパイが焼き上がったよ
    さあさあ、アップルパイが焼き上がったよ
  • 君がひとりで寂しくないように
    君がひとりで寂しくないように
  • 甘くて美味しいりんご お願いね。ママより
    甘くて美味しいりんご お願いね。ママより

笹部博司(台本・演出)コメント

前田美波里という(ひと)に大きな意志の力を感じる。あの若さ、美しさ、そして輝き。
『西の魔女が死んだ』の上演を考えた時、まず前田さんが思い浮かんだ。
1994年の発売から時代を超えて読み継がれている特別な作品『西の魔女が死んだ』
その特別をどう説明すればいいのか。一編の小説を超えた何かとでもいえばいいのだろうか。
その作品に出会うことによってその人の人生が変わる、『西の魔女が死んだ』には確かにそんな力がある。本作は一人の少女と、そのおばあさんの物語である。少女の名前はまい。
おばあさんはまいに言う。
「サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。
シロクマがハワイより北極で生きる方を選んだからといって、だれがシロクマを責めますか」
前田さんはまさにこの言葉の実践者であると思う。
まいを演じるのは、生駒里奈。
生駒さんも自分の居場所を探し求め、今の場所にたどり着いたのではないだろうか。
演劇とは、今起こっていること、ドキュメンタリーであると思っている。
前田さんと生駒さんの『西の魔女が死んだ』
お二人の人生が重なり合う、特別な舞台になる。そんな予感がする。

上演概要

タイトル
リーディングドラマ 西の魔女が死んだ
原作
梨木香歩『西の魔女が死んだ』(新潮文庫刊)
出演
  • 前田美波里
  • 生駒里奈
ヴァイオリン演奏
髙木凜々子
台本・演出
笹部博司
東京公演

草月ホール

東京公演スケジュール表

※6月25日・26日は録音、27日のみ髙木凜々子の生演奏でお届けします。

チケット料金
6,800円(全席指定/税込)
開場は開演の30分前
未就学児のご入場はお控えください
チケット発売日
チケットぴあ最速先行
プレイガイド先行
一般発売
チケット取り扱い
チケットぴあ

(Pコード:525-305)

セブンイレブン店頭

イープラス
ファミリーマート店頭
ローソンチケット

(Lコード:35164)

ローソン/ミニストップ店内(Loppi)

チケットサンライズ

0570-077020(平日10時~18時・土日祝休み)

※一般発売以降電話受付可

車いすをご利用のお客様はプレイガイドにて購入後、サンライズプロモーション東京0570-00-3337 平日12:00~15:00)へご連絡下さい。

【チケットについてのお問い合わせ】
サンライズプロモーション東京
0570-00-3337
平日
秋田公演

由利本荘市文化交流館カダーレ

公式サイト

https://www.akt.co.jp/events/nishinomajo

お問い合わせ
秋田テレビ営業推進事業部
018-866-8030(平日
主催
秋田テレビ株式会社
共催
一般社団法人カダーレ文化芸術振興会
後援
  • 由利本荘市
  • 由利本荘市教育委員会
運営協力
サンライズプロモ―ション東京
企画協力
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