笹部博司の演劇・舞台製作会社

終わった人

2024年7月13日(土)~15日(月・祝)
大阪、兵庫公演が決定しました。

中井貴一VSキムラ緑子 究極のキャスティングで面白過ぎる小説が面白過ぎる舞台に…

ノンストップ・コミカル・エンターテイメント! バトルは続くよ どこまでも ああ楽しい!

チラシ

取材会の様子

出演者・原作者からのコメント

中井貴一
私の同級生達も、年齢的に「終わった人」の門口にさしかかっています(笑)
それに反し、俳優という仕事は幸か不幸か「終わった人」になるかならないかは自己判断。
故に、ここからが、大きな人生へのチャレンジになる様な気もしています。
そのチャレンジの初めとして、リタイアというアメリカ的な発想が苦手な同胞達に、共感と可笑しみを与えられる様、朗読させて頂きます。
キムラ緑子
台本読んで、泣けてきました。どの人も正直で、本音と本音がぶつかってる。それが生で面白いんです。
リーディングってあまり生っぽくならない方がいいのかな、と勝手に思っていましたけど、この台本はそうではない気もしています。愛情があるから、ぶつかりあい、なんとかしたいと思う。誰にでも何かしらを思い浮かべて共感できるのではないかしら。この面白い(切ない?)脚本をそのまま、お伝えするために後は稽古でジタバタするのみです(笑)。
いろんなことを想像していただくために、届く言葉でしゃべりたいと思っています。
内館牧子
小説『終わった人』を書いた時、どれほど多くの読者から言われたかわからない。
「あの主人公は、自分がモデルだろう」
友人知人はもとより、全国津々浦々の会ったこともない方々からも言われたのだから驚いた。
モデルはまったくいない。私が創り上げた主人公である。
ただ、これほど多くの方々が自分に重ねたということは、定年後の男たちの心理、情況がいかに現役時代と違うかを物語っている。
どんな職種であれ、第一線で働いてきた男たちが、定年と同時に「終わった人」になる。
すでに下の世代が会社を、組織を動かしている。まだまだ能力も技術もあるのに「お引き取り下さい」になるのだ。かけられる言葉も「お元気そう」とか「若々しい」とか「お変わりないなァ」とかジイサン仕様になる。
こんな「終わった人」の悲哀とあがきを中井貴一さんが、そしてそんな夫と関係なく自分の人生を組み立てていく妻をキムラ緑子さんが演じる。原作者としてワクワクする。楽しみでたまらない。そして全国津々浦々の「終わった人」たちは観て、「やっぱりモデルは自分だ」と思うだろう。大成功というものである。

内館牧子さんの『終わった人』

内館牧子の筆はさえにさえている。 快調に突っ走った田代壮介の人生は、50歳に差し掛かったところで
急ブレーキ、いきなり窓際にとばされ、そのまま定年退職。
毎日が大型連休、何もやることがない。退屈で死にそうだ。「定年って生前葬だな」
「恋をしたら」と娘、「そうよ、恋よ、リタイアした人こそ、恋が生きる活力」と妻。
「くそ、バカにしやがって。俺は、ネバーギブアップの男だ!!」
そこに最高の仕事と最高の恋の相手があらわれる。
それからの人生がジェットコースター、舞い上がったり、舞い降りたり。
しかしジェットコースターは急停車。勝負をかけた女には手ひどく振られ、引き受けた会社が突然の倒産、牢獄のような人生が残された。
これぞまさに内館牧子のエンターテイメント!
この運命を真正面から受けて懸命に生きていく壮介を演じるのは中井貴一。
そして内館牧子の手による女はどれもこれも手ごわい。
愛人にしようとするがどこまで行ってもメシだけオヤジを卒業させてくれない久里。
すべてを見通している娘道子。カッコイイバーのマダム美砂子。
牢獄の番人となる妻の千草。
「この男は夫婦で積み上げてきたお金を、一瞬でダメにした。
どうしてやろうか、こいつ。楽になんかしてやるもんか!」
その女たちをキムラ緑子が一手に引き受け、自在に壮介をひきまわす。
見所いっぱいの小説が、二人の役者によって、見所いっぱいの舞台になる。

台本・演出
笹部博司

公演概要

タイトル
リーディングドラマ 「終わった人」
原作
内館牧子『終わった人』(講談社文庫)
出演
  • 中井貴一
  • キムラ緑子
台本・演出
笹部博司
公演
  1. 東京公演
    ~9月3日(日)
    草月ホール
    東京都港区赤坂7-2-21 草月会館地下1階
    東京メトロ銀座線・半蔵門線、都営地下鉄大江戸線「青山一丁目駅」南青山4番出口より徒歩5分
    東京メトロ銀座線・丸ノ内線「赤坂見附駅」A出口より徒歩10分

    タイムスケジュール表

    入場料:7,500円(全席指定/税込)

  2. プレビュー公演
    亀戸文化センター カメリアホール
    東京都江東区亀戸2-19-1 カメリアプラザ3F
    JR総武線・東武亀戸線「亀戸駅」北口より徒歩2分

    入場料:6,800円(全席指定/税込)

チケット

当日券

9月3日(日)13:00公演の当日券はございません。

若干枚数、お出しできることになりました!

(各公演の開演45分前から販売)

先着順・現金のみ・機材横のお席となる場合あり、その場合6,800円

お問い合わせ
サンライズプロモーション東京
0570-00-3377(平日
前売り発売日
【産経iD特別先行販売】完売いたしました!ありがとうございました。
お問い合わせ
産経iDコールセンター
0570-033-433

草月ホール公演のみ。会員登録(無料)が必要です。

【亀戸文化センター一般発売】完売いたしました!ありがとうございました。
~電話受付開始
※プレビュー公演のみ
【チケットぴあ最速先行販売】完売いたしました!ありがとうございました。
【プレイガイド先行販売】完売いたしました!ありがとうございました。
【プレイガイド一般販売】
【チケット完売につき、注釈付き指定席の販売が決定!】完売いたしました!ありがとうございました。
チケットぴあにて先着販売Pコード:517-749
名称:注釈付き指定席
対象:草月ホール全5公演
金額:6,800円(全席指定/税込)
※機材の音が気になる可能性がございます
情報公開:6/14(水)12:00
チケット取り扱い
TEL
チケットサンライズ
0570-077020
平日のみ
チケットぴあ最速先行期間から受け付けます(草月ホール公演、プレビュー公演)
WEB
店舗
  • セブンイレブン
  • ファミリーマート
  • ローソン/ミニストップ店内(Loppi)

車いすをご利用のお客様は下記をご確認ください。

  • 草月ホール
    プレイガイドにて購入後、サンライズプロモーション東京0570-00-3337(平日)へ連絡
  • プレビュー 亀戸文化センター03-5626-2121 にて購入
【チケットについてのお問い合わせ】
サンライズプロモーション東京
0570-00-3337
平日
スタッフ

美術 小池れい照明 阿部康子音楽 野瀬珠美音響 秦大介演出助手 神谷敷樹麗

衣装 池田木綿子ヘアメイク 藤井俊二(中井貴一)笹浦洋子(キムラ緑子)

宣伝美術 チャーハン・ラモーン宣伝写真 山本倫子宣伝衣装 松田綾子

舞台監督 笹原久義・齋藤樹一郎制作 滝北典子プロデューサー 横島多美枝

プレビュー公演共催
  • 公益財団法人江東区文化コミュニティ財団
  • 亀戸文化センター
Special Thanks
アートネイチャー
協力
産経新聞社
運営協力
サンライズプロモーション東京
企画・製作

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メディア

FRaU 中井貴一×キムラ緑子「終わった人」

東京Slowly² 創刊号の表紙とpick up from Coverに掲載いただきました
ローチケ演劇宣言! 取材会レポート
婦人公論.jp 内館牧子×中井貴一×キムラ緑子「夫の定年後の夫婦像とは?『終わった人』構想の元は昭和40年代のOL生活。思い通りの人生などどこにもない」
ステージぴあ 中井貴一×キムラ緑子 インタビュー
朝日新聞一語一会 脚本家・内館牧子さん 先輩女性社員からの言葉
毎日新聞特集ワイド 1961年生まれ、同級生俳優による還暦対談 中井貴一さん、キムラ緑子さん